Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

林ヒデキの選挙公報(2015, 2019年守口市議会選)

(この記事は同人誌『補導聯盟通信 2015年夏号』に掲載した文章を加筆、再編集したものです)

シンプルすぎる選挙公報を当ブログでも何回か紹介しました*1。今回紹介する2015年4月26日に投票が行われた大阪府守口市議会選に立候補した林ヒデキ選挙公報はそのようなシンプルなものでした。

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選挙公報を上に示しましたが、自分の顔写真と名前以外は中央に「市民の声を聞く、地域に根ざした 誠実な市会議員が必要です。」とのみ書き、ほとんどのスペースを空白としていました。

このようなシンプルな選挙公報の林ヒデキですが、得票数211票(総有効投票数53,124票、無効票653票)で26人中26位(定数22)で落選という結果に終わっています。

なお、林ヒデキは4年後の2019年4月21日に投票が行われた守口市議会選にも立候補しています。この時の選挙公報は下に示したように手書きではあるものの、経歴(なんと社長でした)や具体的な政策を示し、しっかりしたものでありました。

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このときの結果は得票数169票(総有効投票数53,106票、無効票693票)と得票数は落としたものの、31人中30位でビリは回避しています。

*1:例えば、2012年の川本市議会選の京極隆夫2013年の山梨市議会選の水上秀雄2016年の那珂市議会選の根本勝美が挙げられます。また、大きな組織に所属する現職議員でもこのようなシンプルなものは見られ、2011年の徳島市議会選の岡南均自民党所属で当選回数の多い議員です