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Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

福島の選挙公報の話題

「福島未来ちゃん」、「開票所と投票所」、と福島県の選挙に関する話題を書いてきましたが、今回はそれらを調べている間に選挙公報に関する記事をいくつか発見したので、「福島県の選挙の話題シリーズ」の最後として、選挙公報に関する話題を取り上げてみる事とします。

1つ目は今まで選挙公報を発行していなかった自治体が選挙公報を発行するという記事。

公職選挙法選挙公報の発行を義務づけているのは、国政選挙や知事選だけだが、大熊、双葉、広野町など6町村の選管は初めて選挙公報を作る。県内外にいる有権者に候補者の政見などを知らせるのが狙い。

読売新聞 2011年9月9日 福島県議選 11月20日投票

個人的に選挙公報は候補者の訴えを聞くための重要な情報源であり、選挙を行うに当たっては原則発行すべきと思っているだけに、選挙公報が発行されるのは非常に良い事だと思います。特にこういう危機の時こそ、立候補者が今後の町をどのようにしようとしたいのか、という情報は平時以上に重要視されると思います。財政的に苦しい、という意見もあると思いますが*1、これは民主政治を行うに当たっての必要経費ではないか、と思います。

そして、2つ目は福島県議会選の選挙公報をネットで公開するという記事。

 県選管委は11月10日告示、同20日投票で行われる県議選で、全国に移り住んでいる避難区域の住民の投票率向上のため、初めて選挙公報をホームページ上に掲載する。各都道府県選管委を通じて県議選実施の有権者への広報の徹底に努める。28日に福島市の杉妻会館で開いた県議選の政党代表者打ち合わせ会で示した。
 選挙公報のホームページ上掲載では、全国の市町村選管で避難者が不在者投票を行う際、パソコンで候補者の政見などが閲覧できるような仕組みをつくる。また、県外避難者への広報では、総務省から全国の自治体に県議選実施を周知してもらうよう要請する。

福島民報 2011年9月29日 県選管委、選挙公報HPに 避難者の県議選投票を促進

選挙公報のネット公開は、8月24日の日記で紹介したように、今年8月に仙台市が日本で初めて行いました。今回の福島県議会選での選挙公報公開はおそらく2例目、都道府県議会選では初めてと思われます(11月13日追記:宮城県議会選がその前に選挙公報のネット公開をやっていたようです)。この辺りは8月24日の日記でも触れましたが、個人的には選挙公報のネット公開が今回のような緊急時の一時的な物ではなく、平時でも全国的に行ってほしいと思います。 

*1:例えば、福島民報の記事では広野町が初めて選挙公報を発行する事で新たな費用負担が生じる事を問題にしています。