Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

中川暢三、区長になる!

「本当に当選してしまったインディーズ候補こと元・加西市長の中川暢三ですが、以前、大阪市長選に立候補宣言をして、撤回したことは当ブログでも紹介しました。その後、動きが不明でしたが、驚くべき事に、どうも、区長になったとの事です。

大阪市:公募区長24人を決定 27歳の元NHK記者も 毎日新聞 2012年06月21日 13時28分(最終更新 06月21日 13時50分)

区長、とはいっても、選挙のある東京都特別区の区長ではなく、橋下大阪市長が行った、色々話題の大阪市の公募制区長であったようです。ただ、特別区ではなく、政令指定都市の区長とはいえ、北区はあの有名な梅田や中之島を含み、規模が結構大きい所はポイントな気がします。ちなみに以前、紹介した大阪市長選立候補断念の際は平松と橋下のどっちにも付かない的な発言をしていただけに*1橋本市長の下に付いた事は、(当然区長に選ばれたことでものすごく驚いていますが)個人的には驚きの感があります。

さらに、私は、どういうルートで中川暢三が北区長に選ばれたんだろう、ふと思いました。中川暢三は松下政経塾に在籍していたことがある事、橋下派には松下政経塾系の日本創新党が絡んでいる事、といった辺りから、中川暢三と橋下派に何かのつながりがあったのではないかと思いました。とはいえ、単純に元加西市長だからという所だったのかもしれませんし、あるいはそれらが複合して決定された事なのかもしれません。いずれにしても、前述したように、中川暢三が区長に選ばれた事はかなり驚きです。

それと、もう1つ、この記事で気になった所としては、中央区長の所です。ここは大阪府庁といった官庁関係の主要施設や大阪城船場などを有する大阪市内でも重要な地区の一つですが、ここの長である中央区長はただ一人だけ、氏名欄が未公表になっているのです。多分、これは内定者で正式発表の際には名前が明かされるはずですが、何故、非公表にする必要があるのか、結構疑問な感じがしました。