Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

矢野保の選挙公報(2016年高知県議会補選 長岡郡・土佐郡選挙区)

今回は2016年2月7日に投票が行われた高知県議会補選 長岡郡土佐郡選挙区に立候補した矢野保を紹介します。

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選挙公報を上に示しましたが、写真が無く、手書きというインディーズ候補らしい選挙公報となっています。左側に掲載されている文章を見てみると最初に公約が記載されています。この公約は「大川、田井、本山を1つのブロック、大豊町を2つの目のブロックとして無料で塾を再開させていただきます」(これらの公約に記載されている地名は選挙区に属する町村名)と書いており、教育対策に力を入れていることが分かります。

この無料塾の公約ですが、さらに読み進めてみると具体的な事項が書いてありますが、募集学年の「小学4年生から中学3年生まで」という部分は良いものの、それ以降の文で「以前は高校もしていたのですが今回は無理と思いますのでご了承くださいませ。勿論高校の範囲も致しますので、物理、化学、英語、数学を致します。数学は微分積分もやります」と記載されており、どうも自分自身が塾の教壇に立つことを想定しているようです。この矢野保は経歴によると過去に塾を自ら運営しており*1、このことは選挙公報中でも「塾を再開」とわざわざ「再開」という文章を記載していることや「このスタイルで46年間やって参りました」という文章からも見て取れます。

なお、選挙の結果ですが、以下のようになりました*2

金岡佳時 3,198
沢田俊彦(自民推薦) 3,120
矢野保 201