Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

武田信弘の選挙公報(2011年埼玉県知事選)

8/1の日記にて埼玉県知事選武田信弘(本人のブログ)という、そこそこ有名な『インディーズ候補』が立候補したことは述べました。ブログ等からなかなか素敵な候補であることが分かりますが、先日、埼玉県知事選の選挙公報を入手した所、その内容がかなり衝撃的でしたので、紹介します。

でかでかと「インターネットはマインドコントロールの道具では?!」という相当衝撃的な言葉が躍っています。いくら、与野党相乗り現職VS共産VSインディーズ候補でオール与党も共産も嫌だけど投票はしたいという層が投票したとはいえ、5万票も良く獲得できたな、と思わせる文がいきなり躍り狂っていることに面喰いました。また、このように「インターネットはマインドコントロールの道具」と記してはいるものの、その後の文では全くこの件について言及するどころか、自身のホームページの紹介をしているのが素敵です。

この自身のホームページ紹介部分では「ほとんどまったく反応がありませんでした」と私を含めたサイト運営者にとっては悲しい言葉が記されていますが、それに続いて「違う内容が書かれていたと言う話が結構あります」という文章が続き、「反応がない」と直前に記しているのに「話が結構ある」としているのが不思議です。北斗の拳のアルさん*1の如く「あるのかないのかどっちなんだ」と突っ込みたくなる感じです。

そして、8/1の日記でも記しているように、この武田信弘大規模な入試不正が行われている、とかなり前から主張しているのですが、最後にちゃんとその主張を盛り込んでおり、この選挙公報でもこの入試不正の件に関してはちゃんと言及していて、ある意味安心しました。

それと、後、個人的にこの選挙公報で気になった点は2007年の前回の埼玉県知事選のマニフェスト*2のアドレスが貼ってあるのですが、それがhtmlではなく、docファイルである点(マニフェストの内容も政治とは関係ない英語の綴りと発音についてという部分に結構なページが割かれていて素敵です)と名前の部分の「たけだのぶひろ」のフォントが何か丸みを帯びたかわいい感じがするフォントという辺りでしょうか。

武田信弘の次回の選挙にも期待です。 

*1:北斗の拳で「XXアルヨ」という言葉を使う名無しの敵キャラがいて、主人公のケンシロウに城の場所を聞かれた際に「知らないアルヨ」と答えて、ケンシロウに「あるのかないのかどっちなんだ」と聞かれるシーンがあります。このシーンがいろいろと強烈でいつしかこの名無しキャラはアルさんと呼ばれるようになりました。

*2:http://www.geocities.jp/taked4700/takemanu0727.doc