夏コミ新刊のお知らせ(2019年)
私が色々とやっているサークル「にしんを食べると怒らない」ですが、2019年の夏コミにサークル参加いたします。サークル情報は以下の通りとなります。
- 8/11(日)西し31a 「にしんを食べると怒らない」 (コミケウェブカタログのページにリンクしています)
新刊
- にしん通信 2019年夏号 (頒布価格500円)
新刊「にしん通信 2019年夏号」の内容
- 2019年統一地方選 特徴ある選挙公報(Actin)
- 海外個性派候補者特集 〜阮橋本〜(すり)
- フロムアンゴルモア(第三人格)
- The end of the beautiful world(bismuth.ようた。)
既刊頒布予定物
- にしん通信 2018年冬号 (500円)
- にしん通信 2018年夏号(500円)
- 補導聯盟通信 2017年冬号(500円)
- 補導聯盟通信 2017年夏号(500円)
- 補導聯盟通信 2016年夏号(500円)
- 補導聯盟通信 2015年冬号(500円)
- 補導聯盟通信 2013年夏号(500円)
- 補導聯盟通信 2012年夏号(500円)
私は今回の新刊「にしん通信 2019年夏号」では『2019年統一地方選 特徴ある選挙公報』を執筆しています。
この記事は2019年統一地方選の個性的な選挙公報を多数紹介しています。
また、すりさんが執筆した『海外個性派候補者特集 〜阮橋本〜』は台湾で行われた2018年統一地方選に立候補した阮橋本という全身に入れ墨が入った元薬物中毒者であり、息子が交通事故死したことをきっかけに現在は交通安全運動を行っているという異色の経歴を持つ人物を紹介しています。
この他、小説、漫画などを掲載しています。
皆様のご来場を心からお待ちしております。
*今回の新刊で紹介した2019年統一地方選の候補者リスト
- 山口節生 (さいたま市議会選 南区選挙区)
- 海老根篤 (みどり市議会選)
- 土居光政 (野木町議会選)
- 吉村親房 (山口県議会選 下関市選挙区)
- 黒田克明 (名古屋市議会選 中村区選挙区)
- 園田康 (渋谷区議会選)
- 浜野ひであき (新宿区議会選)
- 成田賢壱 (新宿区議会選)
- あさのともいち (名古屋市議会選 守山区選挙区)
- たぶさ豊彦 (大和郡山議会選)
- 鈴木克已、鈴木克己 (勝浦市議会選)
- たかい陽一 (福井県議会選 坂井市選挙区)
- 伊沢ひろみ (多摩市議会選)
- 逸見彰彦 (武蔵野市議会選)
- 山崎実 (軽井沢町議会選)
- 小池清彦 (加茂市長選)
- 大谷忠生 (神奈川議会選 横浜市緑区選挙区)
- 中谷よしひろ (横須賀市議会選)
- 西川浩 (三重県議会選 多気郡選挙区)
- 近藤利彦 (愛知県議会選 瀬戸市選挙区)
- 高橋明 (新潟市議会選 東区選挙区)
- 杉田さとし (豊明市議会選)
- 高橋ひろむ (大田区議会選)
- 村元トラジ (大田区議会選)
- 大宮信一郎 (江戸川区議会選)
- 菅原優 (中央区議会選)
- 平川博文 (習志野市議会選)
- 古田真 (千代田区議会選)
- 中島やすはる (高知市議会選)
- 三谷耕一 (由仁町議会選)
- 佐々木勝敏 (洞爺湖町議会選)
- 高野辰夫 (音更町議会選)
- 坂本こうじ (美里町議会選)
- あらい信行 (新潟県議会選 加茂市南蒲原郡選挙区)
- 車田大介 (武豊町議会選)
- 西田せつみ (明石市議会選)
- 佐々木のりお (基山町議会選)
- 戸村かつとし (山武市議会選)
- 松井昭人 (高浜町議会選)
- 谷川よしかず (苫小牧市議会選)
- 長沢はるお (野木町議会選)
- かわさわ正三 (新潟県議会選 長岡市三島郡選挙区)
- 杉浦つよし (美浜町議会選)
- 藤本友行 (尾道市議会選)
- 岡南均 (徳島市議会選)
- 後藤輝樹 (神奈川県議会選 横浜市南区選挙区)
- 中村勝 (北区議会選)
- マック赤坂 (港区議会選)
西野貞吉の選挙公報(2015年中野区議会選)
(この記事は同人誌『補導聯盟通信 2015年夏号』に掲載した文章を再編集したものです)
2015年の東京都の中野区議会選に立候補した西野貞吉は2012年の衆議院選と2013年の参議院選に立候補していたインディーズ候補です。これらの選挙では一介の年金生活者であることをアピールし、消費を増やすために給料を銀行振り込みではなく現金で支給せよと主張したり、政見放送では80歳前という年齢で「中二病」という言葉を述べたりして、一部界隈で話題になりました。
今回の選挙公報を上に示します。これを見てみると、今まであった給与の現金支給という公約はなくなりました。そして、地方選挙らしく、中野区の生活に密着した選挙公約を掲げています。例えば、中野駅前の再開発をする際には年金事務所や法務局などの公共機関を集める事やサンプラザの後継ホールの命名権販売、区役所新庁舎にLEDスクリーンを設置して広告収入を得ることといったものから、母子家庭への助成制度の充実といったもの、区内のバリアフリーの推進、バス環境の整備、そして、当時の中野区には存在しなかった同性パートナー条例の施行といったもので、非常に真っ当なものとなっています。
結果としては、得票数114票(総有効投票数103,311票、無効票2,106票)で59人中59位(定数42)で落選という結果に終わってしまいました。
選挙ドットコムさんに寄稿しました(テーマ: 按分票)
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。
今回は2019年銚子市議会選において、最下位当選者と次点の0.474票差であったことから、按分票について紹介しています。
なお、参考文献情報は以下の通りです。
・安芸太田町議選 票の再点検決定, 朝日新聞 2017-04-27 朝刊 広島, 27.
・八代市議選 案分票差 落選の候補が異議申し立て, 朝日新聞 2017-09-03 朝刊 熊本, 25.
・三豊市議選結果 異議申し立て 次点の落選者, 読売新聞 2018-02-20 朝刊 香川, 33.
・統一選後半で珍現象 勝浦市議選、2候補が同姓同名 銚子市議選、1票差未満で当落/千葉, 朝日新聞 2019-04-23 朝刊 ちば首都圏, 27.
・「1票差未満落選」異議棄却 銚子市議選めぐり市選管, 朝日新聞 2019-05-22 朝刊 ちば首都圏, 23.