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Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

立沢晴美の選挙公報(2015年あきる野市長選)

インディーズ候補

今回は2015年10月4日に投開票が行われた東京都のあきる野市長選に立候補した立沢晴美を紹介します。

この立沢晴美は秋川市(1995年に五日市町と合併してあきる野市になった)の職員を6年間勤めていた後、英会話の講師や財団法人秘書、介護職員、運転代行という経歴を持つ人物です*1, *2

それでは立沢晴美の選挙公報を下に示します。

書きたい事がありすぎてスペースに入らなかったのかは謎ですが、自分の政策らしき文章に重ねて「立候補の動機」という文章を斜めにして配置しており、これのせいで下の政策の文章がうまく読めなくなっています。この「立候補の動機」を見てみても、一般的な候補者の感じではなく、「個人的存念」という文字の後に「平河町の先輩方と再度一緒に働きたいと思っているため」という昔の先輩と働きたいという文章が書いてあります。さらには「七沢知佐という秘書入門時の先輩に、いつかどうしても どうしても会いたいと思っているため」と七沢知佐なる人物に並々ならぬ思いがあることを示していますが、市長選の立候補の動機として特定人物に会いたいからというのはおそらく例がなく、実に素敵な感じです。また、この文章の後にも「行政系の仕事をされている方やその仕事自体に興味・安心感何よりも自然体の自分を実感するため」と書いており、自然体の自分を実感するために市長選に立候補したという事例も聞いたことがありません。

この余りにもすごすぎる立候補の動機に一部隠れてしまっている政策ですが、良く見てみるとレイアウトをさらにミスったのか、一番右の文字が次の行の左の文字につながっておらず、文章が途中で途切れていて、前述したように、ただでさえ「立候補の動機」が重なっていて、何を書いてあるかわからない所があるのに、どのような政策を訴えたいのか、読み取るのが難しい感じになっています

このように強烈な選挙公報を示した立沢晴美ですが、結果は下表のようになり、無効票679票より、得票数を獲得できないという惨敗に終わってしまいました*3。七沢知佐なる先輩に会うために別の選挙に立候補をするのか、今後とも注目したいところです。

沢井敏和 (自民、公明推薦) 12,169(42.93%)
村木英幸 11,955(42.18%)
松本由紀子(共産推薦)  3,829(13.51%)
立沢晴美    393(1.38%)