Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

羽柴誠三秀吉、死去

2011年に肺がんで闘病の為、大阪府知事選の立候補を撤回して以降、選挙活動を行わず、その動向が注目されていた大物インディーズ候補羽柴誠三秀吉ですが、何と、統一地方選のさなかに死去したとの衝撃的なニュースが入りました……。

「羽柴秀吉」で選挙 三上氏死去, 東奥日報, 2015年4月13日
三上誠三さん死去 「羽柴誠三秀吉」などの名で立候補, 朝日新聞, 2015年4月13日11時02分
秀吉名乗り立候補の三上氏死去 夕張市長選や都知事選など, どうしんウェブ, 04/13 12:04、04/13 18:48 更新
三上誠三さん死去:「羽柴秀吉」入院中も「選挙に出たい」, 毎日新聞, 2015年04月14日 15時17分(最終更新 04月14日 17時19分)

この秀吉死去のニュースですが、いくつかの新聞サイトで写真付きであったり、毎日新聞に至っては息子の三上大和だけではなく、様々な人にも取材して、比較的大きな記事になっていたりしていて秀吉の注目度がインディーズ候補愛好家の予想を遙かに超えて高かった事を示しています。なお、秀吉といえば、奇抜な建物のホテル経営*1で有名ですが、ここでは秀吉の経営している業種としては「産廃処理」が挙げられていて、観光業に関しては特に言及されていない点は注目です(ただ、最近はホテルといった観光業はやっていなかったようです)。

個人的に羽柴誠三秀吉と言えば、初めて私がインディーズ候補に興味を持った1999年都知事選において、「羽柴誠三秀吉」という強烈な名前や羽柴秀吉の生まれ変わりというすさまじい主張、青森から早馬でかけつけたなどの発言を行う等でものすごい印象を残したインディーズ候補の1人であっただけではなく、夕張市長選で大善戦し、NHK等の主要報道機関に選挙戦の様子を大きく取り上げられると言った、インディーズ候補の中でも注目すべき実績があった事から今回の死には非常に衝撃を受けています。まだ65歳と政治運動家としてはまだまだこれからであっただけに本当に残念な所です。

(4/14追記: 毎日新聞の記事を追加し、一部文章を修正しました)

*1:そして、奇抜な建物がしばしば謎の失火で全焼する事とその謎の失火による火災保険金絡みの黒い噂でも有名でした。