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Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

橘典雄と佐藤易廣の選挙公報(2014年伊達市長選)

2014年1月26日に投票が行われた福島県伊達市長選ですが、今回はこの選挙に立候補した橘典雄佐藤易廣を紹介します。最初に今回の結果*1を示しますが、以下の表のようになっており、橘典雄と佐藤易廣がこのように大きく離されている事が分かります。

仁志田 昇司(現職) 16,493(52.27%)
高橋 一由 13,559(42.97%)
橘 典雄    1,062(3.37%)
佐藤 易廣*2      438(1.39%)

まず、橘典雄の方から紹介します。この橘典雄ですが、この選挙が初挑戦ではなく、以前は2006年に他の町村と合併し伊達市になった梁川町の町議会議員を務めていた事もあるだけではなく、2011年11月に行われた福島県議会選の伊達市選挙区で立候補し、この時の選挙公報は当ブログでも紹介しています。この選挙公報では太平洋の魚を全て捕獲して魚を安価に提供する政策や日本の木を全て伐採し、木造の家を提供する政策、また、福島の一部地域が放射能汚染されている事を逆手に取り、福島県を全世界の核廃棄物を集める最終処分場にし、多額の金銭を手に入れる計画や双葉地方に原発を100基設置し、超伝導の電線を使って全国の電気代を無料にする事等の元町議にしては個性的な主張を行っていました。

さて、それでは、今回の橘典雄の選挙公報を以下に示します。

今回は大きく3つの政策が書いており、その項目を要約すると、市長の報酬は0、全市民が奉仕の精神を持てば伊達市や日本は世界に誇れる、原発事故の補償は平等に、という事で色々と凄まじい政策を主張していた福島県議選の時とは異なり、まともな主張に落ち着いています。しかしながら、「アインシュタインが言っていました。日本という国があった事を神に感謝しますと。」「100年前まであったんです。アインシュタインが認めています。」という謎の発言も見られます。とはいえ、前回の選挙として、支持層を固められたのか、あるいは個性的な主張をしなかった効果があったのか、どのような事情があったか不明ですが、前回の得票率2.4%より今回は3.4%と条件が多少異なるとはいえ、微増しています。

次に佐藤易廣の選挙公報を以下に示します。

橘典雄より得票数が少なく、票数差もある程度あり、奇矯な主張をしていると思いきや、除染問題の解決や合併におけるバランス、人口増加、市内企業誘致、少子高齢化問題について訴えるなど、非常にまともな主張です。ただ、こちらも疑問に思う所はないわけではなく、「春は花見見物、秋は紅葉狩、遠足可能なハイキングロード造り、伊達の軽井、温泉が出れば棚牡丹に成り、先の事はどうなるか???」という、今まで普通に主張していたにも関わらず、突如、ここで?マークを3つも使った疑問形の文章で終わりにしています。

さて、このような結果に終わった伊達市長選ですが、4月には伊達市議選があり、この両名がどのような動きをするのかが気になります。