Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

雄上統、東京都知事選に立候補表明

告示日が刻一刻と迫っている東京都知事ですが、インディーズ候補界隈では先日の立候補表明一番槍のマック赤坂に続き、雄上統が立候補を表明した模様です。

都知事選:作家の雄上氏が立候補表明 毎日新聞 2012年11月08日 19時59分(最終更新 11月08日 23時06分)

この雄上統は2007年、2011年の東京都知事選に立候補している経験を持つインディーズ候補です。上記記事で『雄上氏は橋下徹大阪市長が率いる「日本維新の会」とは関連のない政治団体東京維新の会」の代表』という説明されているのが素敵ですが、この「東京維新の会」は述べられているように橋下徹の「維新の会」とは関係がなく、2011年の東京都知事選立候補の際に設立した(実質)一人団体であったりします。

この「東京維新の会」という名称ですが、東京都議会での大日本帝国憲法復活請願に賛成するという、なかなか素敵な事をした事で有名な橋本徹の政治塾に在籍経験のあった都議が2012年の9月に作った団体と同一名であったりします。このような事から、雄上統が大日本帝国憲法復活を企んでいた、というように思われる事がたまにありますが、全く関係が無く、設立の年代を考えると東京維新の会」を名乗ったのは雄上統が先であったりします。個人的にはこの辺りを巡って、何かトラブルが起こるのではないか、と思ったり、思わなかったりしていますが、この名称問題がどのような事態に発展するのか、ちょっと個人的には注目していたりします。

なお、余談ですが、雄上統が東京都知事選の立候補記者会見を東京都庁でした際に前神奈川県知事の松沢成文が同じく東京都知事選の立候補記者会見記者の後であったため、その流れで結構な報道機関が雄上統の記者会見にも参加したらしいとの情報が。

また、YouTubeには雄上統の立候補表明動画がアップされており*1、この動画からも都知事選への意気込みがうかがえます。

前回の2011年の東京都知事選では3,798票(得票率0.06%、11人中10位)、2007年の東京都知事選では4,020票(得票率0.07%、14人中10位)という結果でしたが、雄上統は今回はどこまで票を伸ばす事が出来るのでしょうか。

*1:これは独自に撮影したもののようです