Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

舞鶴、天橋立方面に行ってきた(その1)

一ヶ月近く前の話題で恐縮なのですが、18きっぷ*1が余ったので、まだ舞鶴とか天橋立とか行ったこと無いな、と思い、そっち方面に行ってきました。

とりあえず、舞鶴方面に出るには山陰本線に乗る必要があったので、京都で乗換です。考えてみれば、こっち方面に出たこと無いな、と思っていたりしてますと、駅弁屋さんが目に入ってきました。ここで何故か、ひもを引くとあつあつになるという弁当に強く惹かれて、京都なのに「神戸名物 すきやき御飯」というお弁当を購入です。

さて、京都駅の中でも外れにあるホームから山陰本線に乗車したのですが、市街地を走っている間は結構人がいるので、お弁当は後にしようと列車に乗ってました。そして、時代劇とか映画とかで有名な京都太秦ってこっちの方にあったんだ、とか思いながら、徐々に市街地から外れていって、人も多少少なくなってきてので、お弁当食べようとしたのですが、ここで思わぬ誤算が。

突然ですが、「孤独のグルメ」という漫画をご存じでしょうか?詳しい解説はウィキペディアを参照していただきたいのですが、この作品の中で主人公のゴローちゃんこと井之頭五郎が「ジェットシウマイ」という食べ物を新幹線の中で食べるシーンがあります。この「ジェットシウマイ」というのは「すきやき御飯」同様、ひもを引くとあつあつになる、というシウマイなのですが、ゴローちゃんが新幹線の中でこの「ジェットシウマイ」を食べようと、ひもを引いて暖めようとすると、水蒸気の煙が上がり((このように水蒸気の煙が上がる様からジェット、という名称になったと思われます))、シウマイの匂いが辺り一面に立ちこめ、他のお客さんから小声でひそひそ言われて気まずい思いをする、というシーンがあったりするのです。

上の写真は暖め方の説明ですが、この「すきやき御飯」も湯気が出る、とか書いてあり、今、ここで、暖めようとしたらゴローちゃんの二の舞になるのは必至。列車の中で食べられそうにない駅弁は駅弁と言えるのだろうか、とか空腹状態の中、思いながら舞鶴方面の乗換駅の綾部駅、という所で降り、東舞鶴行きの列車に乗ったところ、運良く乗っている人が少ない状態。よし、ここならジェットさせても大丈夫だろう、とひもを引いたのですが、なかなか湯気が出てきません。湯気が出ないときは前後に箱を動かせ、とか書いてあるので、動かしましたが、全然湯気は出ず、周囲にまき散らすような匂いもしません。とはいえ、かなり暖まっているので弁当箱を開いてみました。

ふむふむ。なかなか良い感じ。ゴローちゃん風に言うと腹がペコちゃんなので、箸を進めましょう。味も良いし、温かい駅弁というのも、なかなか良いものだな、と思っておりますと、すぐ底に箸が到達しました。別にがっついて食べた、という事ではなく、量が少ないのです。それもそのはず、この駅弁の半分は発熱を司る部分だったりするのです。考えてみれば、当たり前の話ではありますが、この時は見事に失念していました。下の写真は左が「すきやき御飯」の入っていた部分で、右が発熱ユニットで、この右の発熱ユニットの上に左の部分が入っていました。駅弁としての感想としては温かいのは良いですが、量がちょっと少ない、という感じでしょうか*2

腹があまり満たされないまま、そんなこんなで目的地の西舞鶴に到着です。とりあえず、田辺城を見に行きましたが、公園になっている上に遺構もほとんど残っていませんでした。という事で写真はなしです。

天橋立は翌日にしよう、と思っていたので、舞鶴赤れんが倉庫に行こうと思いました。赤れんが倉庫は海軍ゆかりの施設で西舞鶴と東舞鶴の間(多少東舞鶴寄り)の海岸沿いにあり、ここに向かうために東舞鶴行きのバスに乗車です。東舞鶴行きのバスは環状ルートになっており、西舞鶴からだと海岸方面の中舞鶴経由のバスに乗車です。なお、これらバスの本数は1時間に2本程度と意外に多い事は付記しておきます。

西舞鶴と東舞鶴の間にある丘をトンネルで越えると、港湾エリアに入ります。自衛隊の艦船を扱っている造船所を通り、海上自衛隊舞鶴基地に係留されている護衛艦が見えます。そして、ふと港に係留されている護衛艦を見てみると、舞鶴基地の壁に本日一般公開中というような案内が見えました。これは嬉しい誤算であり、赤れんが倉庫のそばなので、後で行ってみよう、と思いつつ、赤れんが倉庫に到着です。海岸沿いの赤れんが倉庫は赤れんが博物館という博物館になっており、中ではれんがや舞鶴軍港の展示がありました。

なお、この博物館のすぐそばにも自衛隊の施設があるらしく、その手の艦船がすぐそばに停泊されていたりしました。

さて、舞鶴基地の一般公開は非常にうれしい誤算でしたので、舞鶴基地に歩いて向かったのですが、その途中にも赤れんが倉庫がたくさんあり、一部は自衛隊の敷地内にあったりしました。

という事で舞鶴編というよりは弁当編のその1はこの辺りにして、舞鶴基地編である、その2に続きます。

*1:こんな事書いている時点で相当昔ですね。ちなみにメインで使ったのは以前書いた越前編だったりします

*2:もちろん、量の多少をどう思うかは、個人差があります。特にこの時は空腹だったのでより強く感じました