読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

高橋正明の選挙公報(2011年大阪府知事選)

今更ながら、11月27日に投票が行われた大阪府知事の話題です。

今回の大阪府知事選は選挙前から秀吉やマック赤坂が立候補か?などと世間では大きな話題になりました。そして、実際の選挙が始まっても、(秀吉は立候補しなかったものの)多数の『インディーズ候補』が立候補するという、なかなかの注目選挙でした。

さて、それでは、まず、高橋正明を紹介しましょう。この高橋正明は前回の2008年大阪府知事選にも立候補しており、得票数22,154票で全立候補者5人中4位という結果に終わっています。また、この選挙の約7か月前の富田林市長選にも立候補しており、この時も3人中3位で落選しています。そして、下の図が今回の大阪府知事選の選挙公報です。

「天の意思志」(原文ママ)とか「私は断じてマッカーシーにはならない」とか気になる所がいくつか見えますが、、特に注目すべきところは4つ目の項目です。そこには府職員の給与を元に戻す、つまり元の待遇にするから、頑張って働いてほしい、というような事が書いてあり、これに関しては特に問題がないと思われますし、その次の文において、「私の給与は1円でよい」と書き始めている点も特に問題がなさそうです。

しかしながら、この1円給与の根拠の部分が実に素敵です。「「アムールの鷹」と呼ばれるスターリン軍を震えあがらせ、蒋介石からSPに雇われた父と長野、和泉の才媛とよばれた母の多くの借金を含む遺産で何とか食べられるから。」としています。「アムールの鷹」という二つ名を持つ軍を震えあがらせるとか、ちょっとしたアニメや特撮物の登場人物のような、謎すぎる父親ばかりに目が行きますが、それ以外にも「多くの借金を含む遺産で何とか食べられるから」という、多くの借金があるのに食べられるのか、という疑問が湧くような文も素敵です。

そして、YouTube政見放送がアップされていたので*1、これも併せて紹介しようと思います。

ここで、第1点として教育の自由を保障すべきであり、教育教員の2条例に反対する、第2点として東京一極集中を避ける、と普通でまともな主張をしています。しかしながら、4分辺りで例の「アムールの鷹」について言及しています。選挙公報ではスターリン軍=「アムールの鷹」と読みとれるような感じでしたが、政見放送では父=「アムールの鷹」と主張しています。また、給与が1円から月3万円に変化していますが、この辺りは特に問題があるような感じはないと思います。これらの事から全体として見ると、「アムールの鷹」以外は過度に突飛な事を言っていない事が分かります。

ちなみに選挙結果ですが、総有効投票数3,665,510票中27,809票で7人中5位*2というなかなか健闘した結果に終わりました。


(今回の記事とは関係ありませんが、12月31日に開催されるコミックマーケットにサークル参加しています。詳しくはこちら)

(2012年6月5日追記:2011年の富田林市長選について、加筆しました)

*1:なお、この政見放送は私がアップしたものではありません

*2:ちなみにマック赤坂より順位は上だったりします