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Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

中島始と西尾あつしの選挙公報(2011年松江市議会選:東出雲選挙区)

8月21日に松江市議会で増員選挙がありました。この増員選は東出雲町松江市に編入した事による増員選挙で東出雲選挙区という旧東出雲町のみでの選挙です。

さて、この選挙の結果ですが、このようになりました。

ののうち 誠 無所属 2715
森本 ひでとし 無所属 2272
吉儀 けい子 共産 1072
中島 始 無所属    42
西尾 あつし 無所属    26

残り3人の得票数が1000票以上に対して、42票と26票…。この結果を見た時に『インディーズ候補』の臭いがしましたので、ちょっと選挙公報を取り寄せてみました。

まずは得票数42票の中島 始です。

良く見られる、手書きで細かい事をびっしり書いてあるパターンですね。時たま文章がおかしかったりする事(これに関しては人の事言えませんが)や原子力関係についての言及部分で「ケロイド白血球」という謎の用語が出ている所*1、また、びっしり書いてある中にコーナンのまわりが工事中で警備したところきれいで良いです」という全く選挙とは関係ない文章がある点は注目です。

次に得票数26票の西尾 あつしです。

手書きではあるものの、中島 始と比べるとそこまで、びっしり詰め込まれている感じではありません。しかし、その文の中には「前・町議会議員」という衝撃的な文字が見られます。今回の選挙が旧東出雲町全域で行われ、得票数26票という事を考えると町議会選にどうやって当選したのか、という疑問がふつふつと湧いてきますが、町議会選挙が無かった、という極めて単純な理由でした。そして、この選挙が無かったという件ですが、少し面白い情報があります。

すわ、選挙! で、17人目の候補、今春東出雲に越してきたばかりの方の届出が受理され、低調な中でも選挙戦が白熱化。候補者や支援者の心理はそんなものです。

あっけない幕切れ 皆が覚悟を決めた刹那、受付締切時間の前か後ろか、とにかく午後5時、朝届けを出した16人のうちの一人から立候補辞退届けが提出され、あっけない幕切れ。現職12人、新人4人、合計16人、任期10ヶ月の町議会議員の陣容が決まりました。

確か、議員歳費は19万円。17人目の方も議員バッジをつけることになりました。

民主主義のコスト〜東出雲町議選挙 - 三島おさむの県政つうしんブログ

この17人目の候補が西尾 あつしである可能性はこの情報だけでは断定できませんが、本人のブログを参照してみましょう。

[経歴]
兵庫県福崎町役場福祉課主事
皆生病院看護助手
カニ漁船乗組員

兵庫県福崎町で公務員やっていたという事と皆生病院で検索すると米子市の病院がヒットした事を考えると、確証は持てませんが、西尾 あつしが17人目の候補である可能性はかなり高いと思われます。

ちなみに今回、5人の立候補者がありましたが、5人中選挙公報手書きだったのは上記の2人のみ。町議会議員をやっていた経験があるのは森本 ひでとし、吉儀 けい子、西尾 あつしの3人でした。

なお、個人的な感想としては、この規模の地方選挙で2人も個性的な『インディーズ候補』が出現したことは結構レアな選挙ではないか、と思いました。 

*1:ケロイドとは皮膚の傷跡に関する疾患であり、白血球は血液成分なので、「ケロイド白血球」なる言葉はおかしいと思われます。おそらく、原子力→原爆→ケロイド、という流れになった可能性があります。ちなみに原爆のケロイドの原因は原爆から生じた強力な熱線による火傷が主原因だと言われています。