Experiments of Actin

『インディーズ候補』(泡沫候補)の特徴的な選挙活動を中心に少し変わった選挙、政治関係の話題を取り上げているブログです。

冬コミ新刊のお知らせ(2016年)

私が色々とやっております、同人サークル「国民補導聯盟」ですが、冬コミ新刊の原稿を印刷屋さんに入稿しましたので、今回の新刊のご案内をいたします。

サークルスペース

新刊

  • 補導聯盟通信 2016年冬号 (頒布価格500円)

新刊「補導聯盟通信 2016年冬号」の内容

  • 死人が立候補した選挙 1963年東京都知事選 事件が相次いだ歴史的選挙(Actin)
  • 公明党はなぜ選挙に強いのか? ~現役学会員へのインタビューから 見えてきたその巧みな選挙戦構造~(不明庵拙斎)
  • 神学部とは何か? ~入学試験編~ (関根元)
  • 『志願の理由』(異界洋香奈)

既刊頒布予定物

私は今回の新刊「補導聯盟通信 2016年冬号」では「死人が立候補した選挙 1963年東京都知事選 事件が相次いだ歴史的選挙」を執筆しています。

これは1963年の東京都知事選において、前代未聞の候補者が戸籍上死亡していた事件のほか、革新候補への派手な選挙妨害や現職候補のポスター証紙の偽造事件、さらには組織的な選挙違反が発覚した事を取り上げ、この選挙がいかに歴史的にとんでもない選挙であるか、そしてこの選挙で稀代の悪質な泡沫候補「肥後亨」がどのように動いたのかということを取り上げています。

また、不明庵拙斎さんが執筆した「公明党はなぜ選挙に強いのか? ~現役学会員へのインタビューから 見えてきたその巧みな選挙戦構造~」は現役の創価学会員にインタビューし、公明党の選挙戦について分析した非常に読み応えのある記事です。

この他、大学の神学部の内部事情に関する記事や自衛隊関係の読み物を掲載しています。
皆様のご来場を心からお待ちしております。

選挙ドットコムさんに寄稿しました(テーマ: 比例区の立候補条件)

選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。
(2017年12月12日追記:2017年12月に加筆修正しました)

go2senkyo.com

今回は国会議員ではない人、つまり政党要件を満たしていない人が比例区に立候補するためには最低何人立候補させる必要があり、いくら供託金がかかるかということを解説しています。

補足情報として今まで政党要件を満たさずに比例区に立候補した経験がある政治団体について、いつくつか紹介します。

衆議院では全てのブロックで立候補経験のあるのは「幸福実現党」のみで、後は北海道ブロックで「新党大地」、「新党本質」、「安楽死党」*1の3団体が立候補しただけで、計4団体しかありません。

一方、1989年から比例区が採用されている参議院では政党要件を満たしていない政治団体比例区に立候補者を擁立した例は数十もあり、列挙できないほどあります。ただし、政党要件を満たしていない政治団体比例区に立候補した例は比例区が導入された初期のころがほとんどで、最近の2010, 2013, 2016年の3回の参院選に限った場合、「幸福実現党」、「日本創新党」、「女性党」、「新党大地」、「緑の党グリーンズジャパン」、「支持政党なし」、「国民怒りの声」の7団体しかありません。

今回の補足情報含めた参考文献情報は以下の通りです。

総務省 選挙関連資料
総務省統計局 e-Stat

*1:新党本質」と「安楽死党」はいずれも有名なインディーズ候補である佐野秀光が代表を務めている

冬コミサークル参加決定のお知らせ(2016年, C91)

私がメインで運営をやっている、サークル「国民補導聯盟」冬コミ(コミックマーケット91)に受かりました。

今回のスペースは12月31日(土: 3日目)東P45bとなります。web版のコミケカタログのサークル情報はこちらを参照してください。なお、今回のweb版のコミケカタログですが、大変申し訳ございませんが、申込時の入力をミスったため、お気に入りの情報が引き継がれておりませんので、よろしくお願いいたします。

今回は新刊も予定している他、以下の既刊の頒布を予定しています。

新刊の詳細等決まりましたら、「国民補導聯盟」のページと当ブログ、web版のコミケカタログにて告示させていただきますので、よろしくお願いいたします。